家族が認知症かもしれない!どうすればいいのか!~認知症ケア~

投稿者: | 2023年9月6日

ご家庭で、もしかしたら認知症かもしれない!もしくは、対応に困っているがどうしたらいいかわからない!

そういった時、まずは市区町村の地域包括支援センターへ相談に行きましょう。その場で解決できないような場合等に、認知症初期支援チームというものがあり、受診に繋げて下さったりします。

目次

①認知症初期支援チームとは?

②対象になる方

③認知症初期支援チームの構成員

④支援の流れ

①認知症初期支援チームとは?

認知症初期支援チームは、全市区町村にあります。認知症の早期対応、認知症が悪化して困っている、重度化しているが対応に苦慮している、ご本人、ご家族への支援をします。

「初期」とありますが、認知症の初期という意味ではなく、初めての介入、もしくは支援が中断していて、また生活に困っている方への支援です。

②対象になる方

40歳以上で在宅生活をしている

ご本人が、認知症もしくはその疑いがある

介護保険サービスを使っていない、もしくは中断している

BPSDの対応に苦慮している。

※BPSDに関しては、過去のブログに書いてあります👇

受診に繋げられない

介護者の認知症の知識が希薄

などです。これが全てではありません。

③認知症初期支援チームの構成員

認知症サポート医(医師)

社会福祉士

看護師

作業療法士

薬剤師

などです。各市区町村によって違います。

④支援の流れ

1まずは、ご本人、ご家族に支援に入っていいかの承諾を取ります。(関係者からの相談の場合)

2訪問し、※アセスメント(客観的評価、分析、生活歴の把握等)をとります。

※アセスメントツールの例

・DASC:認知機能とIADLの評価

・DBD:BPSDの重さの評価

・Zarit:家族の負担度の評価(支援の前後で負担が減ったかの判断ができます)

3認知症初期支援チームでの会議

4支援の実施

5再び、認知症初期支援チームでの会議

6ケアマネジャー等への引継ぎ→終了

困ったら、遠慮なく市区町村へ問い合わせするといいかと思います。

介護事業者の方も、相談してよいかと思います。

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