映画『アイミタガイ』で気づいた!親切と感謝が紡ぐ人生のつながり

投稿者: | 2024年11月19日

「相見互い」とは、「世の中、持ちつ持たれつ。お互い様ということだけではない。恩の巡り合わせ。」という意味ではないかと思います。

一般的には、「お互いの意見を尊重し、理解し合う姿勢を持って対応すること」を意味します。
特に人間関係を円滑にするための、基本的な態度や価値観を強調するときに使われることがあります。

人とのつながり
人はどこでどうつながっているかわかりません。様々なつながりが交錯して、新しいつながりを生むこともあります。たとえ、つながっていた人との別れがあっても、切り離されることはありません。思い出して涙することもあります。でもそれは、そのつながりが、心の中で続いていることを示しているのではないかと思うのです。

タイミング
よく「タイミングが悪い人」という言葉を耳にします。しかし、タイミングの悪さが、新しい発見や出会いにつながることもあります。
たとえば、行きつけのラーメン屋さんに行ったら、臨時休業だった。でも、別のラーメン屋に行ったら、そのお店よりおいしいラーメンに出会った。そんなこともあると思います。
タイミングの良し悪しも、視点を変えれば新たな可能性を生むきっかけになります。

おせっかい
「おせっかい」と聞くと、悪いイメージを持たれる方もいるかもしれません。
しかし、この「おせっかい」をした相手の、自己開示につながることもあります。
「おせっかい」は、「少しはみ出した親切」と、私は思います。その親切が伝わった時、安心感がうまれるのではないでしょうか。それが、相手の自己開示につながると思います。

恩は巡りめぐって自分に返ってくる
「恩」とは、人から親切にしてもらったことや助けてもらったことに対する感謝。そして、それに報いたいと思う心のことです。
この恩は、直ぐに自分には返ってきません。巡りめぐって、数か月、数年後に別の形で返ってきます。
そしてそれは、「ご縁」を生みます。そこからまた、新しいつながりが始まることもあります。

老いること
高齢になると、出来ないことが増えてくる方が多いと思います。おのずと、人の力を借りることも増えてきます。それが、原因で気分が落ち込む高齢の方もいらっしゃいます。
しかし、今までの人生で、色んな親切をしたり、人を助けたり、「人の中で自分が役に立つ」経験をされてきた方も多いと思います。
その恩が、返ってきているとも捉えられると思います。
高齢になって、気分が落ち込んでいる方へ伝えたいことがあります。
「受け取っていい親切や助けがあること。今まで人生で、人の役に立つことで生まれた感謝が、今巡ってきているということ。人の手をかりることは、持ちつ持たれつであり、そこにまた感謝が生まれること。」
そんなことを伝えたいと思っています。

最後に
「相見互い」。それは、人と人とのつながりが、様々なタイミングや人間関係の中で、巡りめぐって自分に返ってくること。そして、「親切」や「恩」、「ご縁」といった、人生の中で生まれた感謝によって、私たちの感情を動かすものだと思います。
この「巡り合わせ」は、単なる偶然ではなく、複雑な人間関係の中で紡がれます。それは、人を深く思いやる心が生み出すものであり、関係性を深める力を持っていると思います

※今(令和6年11月19日)、「アイミタガイ」という映画を見てきました。
この映画での、気づきや学んだことをまとめたブログになります。


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