本質を見抜く力が人生を左右する!「読解力」を鍛える必読書

投稿者: | 2025年3月18日

文章の専門家である山口拓朗さんの新刊
『読解力は最強の知性である』(SBクリエイティブ)
を拝読しました。

この著書は、読解力を身につけることによって得られるベネフィットが書かれています。
たとえば、
・物事の本質を瞬時に捉えることができる
・良好な対人関係を築ける
・仕事で成果を出せる
・人間的な魅力が増す
そして何よりも、
「自信」を手にすることができる。
そんな「最強の知性」を身につけるためのノウハウが詰まった一冊です。

私の気づき

本質を見抜くには、「なぜ」や「そもそも」という問いをすることが大切(P112参照)
内省をする時や、自分のビジョンに対して、この問いをすることで、ブレない自分軸をつくれると思います。自分自身を理解することにも、読解力は役立つと思います。

一つの予測に固執せず、物事を多角的に捉える習慣を身につける(P156参照)
これができるようになれば、他者を否定、非難することなく、認めることもできるようになると思います。その結果、ストレスを軽減して、心穏やかになる一助になると思います。

ファクトを基に深く分析することで、物事の本質を読み解く力が磨かれる(P180参照)
ファクトとは、「客観的な事実」を意味します。ファクトに基づいて、現状を理解することで、冷静な対処ができるようになると思います。

「話をちゃんと聞くこと」「文章をちゃんと読むこと」は、読解において重要なファーストステップ(P191参照)
これは、当たり前のようで出来ていないことではないでしょうか。少なくとも私はそうです。
このことを、日々意識して生活を送ることで、人間関係などで「豊かさ」生むことができると思います。

物事を多角的に見るためには、物事を俯瞰できていなければいけない(P201参照)
俯瞰して、多角的に物事を見ることができるようになると、心に余裕が生まれると思います。目の前のことしか見えなくなると、思考もその物事一点にしか、働かなくなります。

まとめ
私は、ケアマネジャーです。認知症ケアを専門としています。
対人援助職として働く上で、①~⑤の気付きを活かすことができます。

①認知症ケアに対する価値観を、根拠に基づいてしっかりと持つこと。その価値観が、自分軸となり、ブレない姿勢が最良のケアにつながります。
そして、自己理解ができなければ、相手を理解することはできません。他者を100%理解はできないけれど、その努力はできます。その努力の第一歩は、自分を「読み解す」ことです。

②固執した考えでケアをしていると、柔軟な対応ができません。認知症の方の言動に対して、多角的にみることができると、心に「余裕」というすき間ができます。そのすき間があると、優しさをもつこともできるようになります。結果的に、ケアする側もされる側も「絆」を結ぶことができます。結果的に、ケアする側・される側の関係ではなく、共に支え合う『ケア・シェアラー』という関係性へとつながります。

③認知症ケアにおいて、共感は欠かせません。しかし、情動的に共感することはリスクを伴います。共感はあくまでも相手の感情を推測しているに過ぎない。そして、そのことを理解している必要があります。情動的共感は、相手の気持ちを、わかったつもりになりやすいです。そして、燃え尽きてしまうリスクもあります。大切なのは認知的共感です。相手の感情を他人事としてみます。そして、視点取得(相手目線に立つこと)をして共感します。そのためには、ファクトに基づいて、現状を理解すること、理解に努めることが必要です。その結果が、根拠のある本質に基づいたケアに繋がります。

④「話をちゃんと聞くこと」。この「ちゃんと」というのは、心で聴くことです。よく傾聴という言葉が使われます。傾聴は、相手の心に寄り添って、その方に真摯に向き合い、「あなたのことを知りたい」というメッセージを非現実的に伝えていくものだと思っています。そして、「人と人」という対等な関係性であることを忘れずにいることも大切です。そうすることで、相手の心を「読み解す」ことができると思います。

⑤他と重なる部分もありますが(①、②、③)、状況を多角的にみることができると、心に余裕が生まれます。その心の状態によって、俯瞰して状況をみることが可能になるのではないかと思います。そのことによって、表面的な状況のみならず、自分の心の状態、相手の心の状態を把握することにも繋がる思います。結果的に、「本質を捉える」ことになるのではないかと思います。

最後に
この著書の一節に
「家庭内での言葉のキャッチボールなくして読解力の向上はありませんでした。」(P349)
とあります。
この言葉が、深く心に沁みました。
著者の山口拓朗さんの、優しさ、愛情、ご家族への感謝、そんな想いが込められていると感じます。目の前にある幸せが大切であることも、教えて下さっているようにも感じます。
山口拓朗さんの、素敵な人間味が溢れた一節だと思います。
「読解力」は、人としての魅力を育てるもの。そして、目の前の幸せに気づく「知性」を養う大切なものであると学びました。
山口拓朗さん、本当にありがとうございます。

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