映画、「父と僕の終わらない歌」を観ました。
たとえ、認知症になっても、大切なことは忘れない。
単なる、「昔の記憶は保持しやすい」というメッセージではありません。
目の前にいる自分の息子の顔を忘れても、息子への「想い」は消えない。
愛する妻への「想い」は消えない。
自分にとって大切なことへの「想い」は消えない。
ただ、
「消えてしまうのではないか」
という不安。
その不安から、
様々な行動として、
「想い」を行動という形で伝えようと、
チャレンジしている。
そんな「想い」の大切さを描写しているように感じました。
しかし、本質はそこではないように私は思います。
主人公の間宮 雄太さんの、アルツハイマー型認知症をもつ父親の間宮 哲太さんが、
ライブで、歌を歌うことに挑戦する「前」のシーン。
間宮 哲太さんの妻の間宮 律子さんが、
「誰も傷つけない」
それを 雄太さんと約束をして、ライブをすることを決めました。
何かを成し遂げようとするとき、
「誰も傷つけてはいけない」
それは、
みなさんの心に安寧(あんねい)がもたらされた時、
みなさんが一人の人として尊重された時。
その時にこそ、初めて叶うことではないでしょうか。
だから、
認知症の方、ご本人だけが救われればいいのではないと思うのです。
世の中すべての人の心の平穏が、
認知症の方の心の苦しみを救うと、わたしは信じています。
つまりは、
「認知症」は関係ないのです。
認知症をもつ方も、一人の「人」です。
それは、誰もがそうです。
みんな一人の「人」です。
そして、
人と人とのつながりに「終わり」はありません。
そんな大切なメッセージが込められた歌が、
今も心の中で流れています。
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映画を通して、あらためて「人と人として向き合うこと」の意味を考えさせられました。
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