まず、「入浴拒否」という言葉が、適切ではありません。「入浴へのお誘いをお断り」された方との関わり方です。
お誘いする時に、目線を合わせる。
お風呂の準備ができたことを、お伝えする。そこでお断りされたら、入浴の必要性をお話します。
認知症の方の理解力の障害から、入浴する必要性を理解できないことがあります。
なぜお風呂に入りたくないのか、親身になって聞く。「自分の気持ちを聞いてくれる」、という安心感を感じていただけるかもしれません。
注意点として、入浴して頂くために、家族と職員だけで、話が進んでいないかということです。基本的に、話し合いには、ご本人も参加することが大切だと思います。認知症でなくても、自分が、蚊帳の外で話が進むことを、よく思わないと思います。
この通りにすれば、必ず入浴できるわけではありません。
その方の生活歴や既往歴など、改めて確認したりして、「なぜお風呂に入りたくないのか」仮説を立てて、それを実行する。それが効果なければ、また仮説をたてる。認知症ケアは、その繰り返しです。職員全員、チームワークでケアをしていくことが大切です。
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