「できなくなっても、私は私」——認知症と共に生きる“降りていく生き方”
「降りていく生き方」という考え方をご存知でしょうか。これは、できることや役割を手放しながら、本来の自分や他者とのつながりに立ち返っていく、生き方のひとつのかたちです。 認知症と「降りていく生き方」 認知症になっても、でき… 続きを読む »
「降りていく生き方」という考え方をご存知でしょうか。これは、できることや役割を手放しながら、本来の自分や他者とのつながりに立ち返っていく、生き方のひとつのかたちです。 認知症と「降りていく生き方」 認知症になっても、でき… 続きを読む »
認知症をもつ方、障がいをもつ方は、「活き活きと生きていかなければならない」のでしょうか。周りの人たちは、いつの間にか「そう生きてもらうこと」を当たり前のように願い、支援しているように思います。 「活き活きと生きる」わたし… 続きを読む »
フロイトが提唱した“力動的精神医学”という考え方をご存じでしょうか?これは、人間の心の中で無意識的な力(動因:人の行動や感情を引き起こす心の内側のエネルギーや欲求)がどのように作用して精神的な症状や行動を生み出すかを理解… 続きを読む »
「べてるの家」の理事長である向谷地生良さんは、「主体性の基本にあるのは共同性」と述べています。 「主体性」とは、自分の意思や判断に基づいて行動する力や態度のことです。誰かに言われたからではなく、「自分で考えて、自分で決め… 続きを読む »
「外在化」という考え方をご存知でしょうか。外在化とは、本人が抱える不安や混乱、感情、問題を「自分自身の一部」として捉えるのではなく、外に出して扱う方法を指します。 心理学では特に、ナラティヴセラピー(物語療法)で使われる… 続きを読む »
その人自身と、その人が抱えている問題を同一のものとせずに、その人の話をじっくり聴くこと。そうすることで、その人と一緒に問題を考えていくことができます。これが、どんな支援にも一番大事な土台です。 「人と問題を分ける」メタな… 続きを読む »
認知症ケアをされている方は、パーソンセンタードケア(以後PCC)をご存知の方が多いかと思います。改めて、パーソンセンタードケアについて、考えてみたいと思います。 PCCとは何かという問いに一言で説明するのは難しく、提唱者… 続きを読む »
日本の哲学者である、鶴見俊輔さんの「アンラーン(unlearn)」という考え方をご存知でしょうか。 「アンラーン」とは、これまでの知識や価値観を意識的に手放し、新しい視点で物事を捉え直すことをいいます。教育や社会の中で形… 続きを読む »
ソーシャルワーカーであり、北海道医療大学の名誉教授である、向谷地生良さんの本の一節に、「生きているなかで、こだわったり囚われたりする段階から、認めて任せるという次元に到達することがあります」という言葉があります。 この言… 続きを読む »
パーソンセンタードケアをご存知でしょうか。パーソンセンタードケアとは、認知症の方も、その周囲の人も「その人らしさ」を尊重されるケアの考え方です。 この、パーソンセンタードケアは、トム・キットウッド(Tom Kitwood… 続きを読む »