認知症ケア」タグアーカイブ

認知症介護で「心をすり減らさない」ために

認知症介護は、「認知症を持つ方ご本人が主体」というように、語られることが多いように感じます。しかし、わたしはそうは思いません。認知症にかかわる人すべての人の、心の安寧(あんねい)がもたらせられなければならないと思っていま… 続きを読む »

「相対化」を活かして、心穏やかに認知症介護をするコツ

認知症介護をしていると、「こうすべき」「こうあるべき」と思うことが多くなり、知らず知らずのうちにストレスを感じることがあります。そんなときに役立つ考え方が「相対化」です。 相対化とは、「これが唯一の正解」と思っていたもの… 続きを読む »

あなたはもう十分頑張っています。無理しない認知症ケアのヒント

800年前、中世ヨーロッパのカトリック修道院で行われていたのは「奉仕」です。それが、ケアの「本質」でした。その名残が今もあると感じます。 日本では、「自分の人生を犠牲にしてでも仕事をして、誰かのために生きる」ということが… 続きを読む »

認知症になっても安心して暮らすために、今できること

「認知症になったらどうしよう」と不安になっていませんか?今すでに、認知症介護で困っていませんか? 認知症介護は突然始まります。しかし、事前に認知症についての知識を得ていることで、介護が始まっても慌てることなく、冷静な判断… 続きを読む »

著書『認知症の人の主観に迫る 真のパーソン・センタード・ケア』~メタ認知と社会脳~

「メタ認知」「社会脳」という言葉をきいたことがありますか?認知症ケアにおいて、「メタ認知と社会脳」を理解することは大切です。 メタ認知とは、「認知を認知すること」「(自分が)知っていることを知っている」ことを表します。メ… 続きを読む »

「じぶんとか、ないから」で見つけた、認知症ケアに必要な慈悲の心

密教という、空海(くうかい)の哲学をご存知でしょうか。密教とは、『この「現実世界」をまるごと肯定してしまうもの』また、『「自分」や「世界」というフィクションから抜け出して、「生命の秘密」と一体化しよう』というものです。 … 続きを読む »

『自分とか、ないから』が変えた私の人生観――哲学×認知症ケア

中国の哲学者である、「老子(ろうし)」をご存知でしょうか。老子は「無為自然(むいしぜん)」の生き方を説いた人物です。「無為自然」とは、「ありのままでいい」ということです。 老子の弟分のような存在で「荘子(そうし)」という… 続きを読む »

『認知症世界の歩き方 実践編』で発見!自分らしく生きる社会の鍵

いまだに、認知症に対する偏見は存在しています。・ルールや慣例のこだわりから、困りごとに対応してもらえない・昔からのイメージ・偏見で「認知症」と一括りにされる・「何もできない」扱いを受ける・疾患や症状の知識がなく、厳しい対… 続きを読む »

100%を求めないケアが、心を軽くする理由

今のAIに100%を求めてはいけません。統計的、確率論的に判断しているからです。だから、自分の判断や、理解力、そして想像力が求められると思います。 これは、認知症ケアにおいても必要ではないでしょうか 2つの選択肢があると… 続きを読む »

常識にとらわれない!パーソン・センタード・ケアで認知症ケアが変わる理由

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という名言をご存知でしょうか。これは、プロ野球で活躍された、野村克也監督の言葉です。認知症の方へのケアが上手くいった時に、そのケアの方法が正しかったと思いこんでいる可能性… 続きを読む »