
メンタルヘルスアドバイザー / 自分らしさ専門相談員 / 認知症ケア専門型ケアマネジャー
西澤 優佑 — 心の創痍と共に歩む人
■創痍とともに歩んできた私の道
私は、これまでの人生で、精神疾患、がん、経済的困窮という、“生きる”ということに触れることができるような、それに限りなく近い道を歩む経験をしてきました。
心も体も折れ、立ち上がれなくなる日もありました。
誰の助けも求められない、求めても解決できないほどの経験は、「自分なんてもう終わりだ」と幾度となく突き付けられた、私の創痍(そうい-こころの傷)です。
けれど、その創痍を感じ切った時に気づいたことは、
「誰も悪くない」ということです。
■創痍は弱さではない
創痍は、人生を壊すものではありません。
創痍は、弱さの証でもありません。
生きたいと願った証。
まだ誰かとつながりたいと願った証。
私はそう捉えています。
■セルフバリデーションとは何か
セルフバリデーション 。それは、内側の自分で生きるということ。
誰と比較することもない。自分の選択で、自分の人生を生き抜くチカラ。
無意識的にレジリエンス(落ち込んでも元に戻れる竹のようなしなやかさ)を発揮できる心。
本来、誰もが持っているこのチカラを、
自分らしさの再統合をすることで、生きていくことが出来ます。
■“ポジティブ思考”ではない
セルフバリデーションは、“ポジティブに考えるテクニック”ではありません。
どれほど苦しい感情でも、付随するストーリーと切り離して、
否定せず、ねじ伏せず、きれいに取り繕わず、
「そのまま感じ切る」ことを許す在り方です。
- 不安なら、不安のままでいい
- 怒りがあれば、怒りのままでいい
- 悲しければ、悲しみを消さなくていい
その感情を感じ切り、
自分に「許可を出す」プロセスです。
■私は何百回、何千回と繰り返してきた
これは、私自身が生き延びるために
何百回、何千回と繰り返してきた“命を守る方法”でもあります。
精神疾患で壊れた心も、がんで揺れた命も、
お金が尽きて何も持てなかった現実も、
そこに意味を持たせて、自分を責める材料にするのではなく、
「それでいい」という、本来のポジティブに気づくこと。
セルフバリデーションとは、
創痍を抱えた自分を、誰よりも先に受け入れる技法であり、哲学であり、
“自分を見捨てない生き方”です。
■創痍に蓋をしない
創痍を避け続けて生きることは、心をすり減らしてしまいます。
苦しいかもしれない。
でも、創痍から生まれた感情を感じ切らなければ、本当の意味で、自分らしさを取り戻すことができない。
■誠実とは、相手を変えようとしないこと
「苦しかった人こそ、優しくなれる」と言われます。
私は、人の創痍に寄り添うとき、
優しさよりも先に「誠実さ」 が必要だと感じています。
誠実とは、
相手を変えようとせず、相手の世界を受け止めて、
わかりもしない気持ちを“わかったふり”でいないこと。
そして、その上で、相手が望むことや挑戦、夢を全力で応援すること。
いつまでも、変わらずに側に在るということ。
それが、愛だと私は考えています。
■99%の支えに生かされてきた
私は人生の中で何度も壊れ、立ち上がれず、
それでも誰かが差し出した小さくて、とても大きな手に救われました。
今の私を創っているもの。
それは、私自身の努力は1%ほどです。
残りの99%の多くの支えによって、私は今生きています。
■私が信じていること
だから私は、支援よりも、
“その人の創痍を否定しないまま、そばに在るということ”
それがずっと深く心を温めると信じています。
西澤優佑という人間は、強いわけでも、立派なわけでもありません。
ただ、深い創痍を抱えた日々を通して、
「人は、どれほど傷ついても、自分らしさを取り戻せる」
と知った人間です。
そしてその経験を、誰かの希望に変えたい。
その一心で生きていきます。
■創痍は、人がつながる入口です
創痍を抱えたままでいい。
創痍を抱えたからこそ、見える世界がある。
創痍は、人がつながる入口。
その痛みを否定しないことが、人としての誠実さであり、愛です。
私は今日も、出会った人の創痍にそっと耳を澄ませ、
その人が“自分を取り戻す瞬間”に立ち会えるように、
丁寧に、誠実に、愛をもって、「対話」を続けていきます。
■保有資格
精神保健福祉士
介護支援専門員(ケアマネジャー)
認知症ケア専門士
介護福祉士
認知症介護実践者研修修了
小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修修了
島村楽器主催イベント「アコパラ2017(アコースティック演奏のコンテスト)」松本地区代表
その他
介護専門雑誌への寄稿
出版(発売日未定)
📌【プロフィールに添えるおすすめ記事】
🔹 1. 「働く」よりも大切なこと
https://otoshiyorinoegao.com/2025/05/27/「働く」=「生きる」ということではない/
🔹 2. 私が「心の平穏を届ける」ために必要なのは、社会保障制度の架け橋となるための社会保障制度のスペシャリストである理由
https://otoshiyorinoegao.com/2025/05/18/私が「心の平穏を届ける」ために必要なのは、心/
🔹 3. 自分の尊厳を守るために命を懸けて臨んだこと
https://otoshiyorinoegao.com/2025/05/23/自分の尊厳を守るために命を懸けて臨んだこと/
🔹 4. 専門性は横に置いておきたい。
https://otoshiyorinoegao.com/2025/06/05/専門性は横に置いておきたい。/
🔹 5. 『The Crisis』〜どうしても伝えたかった想い〜
https://otoshiyorinoegao.com/2025/06/08/『the-crisis』~どうしても伝えたかった想い~/
🔹 6. 最後の夜勤
https://otoshiyorinoegao.com/2025/05/15/最後の夜勤/
🔹7.「支援」に変わる、私なりの表現~「手繋ぎ」~
https://otoshiyorinoegao.com/2025/07/01/「支援」に変わる、私なりの表現~「手繋ぎ」~/
🎶 私のオリジナル楽曲をどうぞ(認知症の歌)
🔹 「忘れることはないから」
🔹 「幸水」
🔹 「頼り合い」
🔹 「頼り合い、Live」
🔹 『The Crisis』〜どうしても伝えたかった想い〜(演奏動画)
