今月、100歳を迎える利用者さんがいます。今でも、庭の草むしりや、畑仕事をして、とてもしっかりされた方です。先日、その方の誕生日会を行いました。
しかし、お迎えに行くと「足が痛いからお休みします」とのこと。
事業所が、盛大に祝おうとしていることを、知っているわけではないし(誕生日会のことは伝えてありますが)それを無理強いしてもいけないと思い、一度引き返してきました。
しかし、少しの時間だけでも、来ていただきたく、こちらの都合で、申し訳ない気持ちもありましたが、遅めにお迎えにあがることにしました。
以前私どもの事業所にいらっしゃった方で、今は同法人の、グループホームにいらっしゃる方も、お呼びしてありました。100歳になる利用者様とは、お隣さんで、とても仲のいい方でした。
その方を連れて、再度お迎えに上がると、「ひさしぶりだー」と喜んで下さり、誕生日会に出席してくださることになりました。
みんなで山菜のてんぷらを作ったり、ご飯はネギトロ丼にしました。そして、大人気ノンアルコールビールで乾杯しました。
午後は、私がギターを弾いて、思い出話を聞きながら、皆さんと懐かしい歌を歌いました。
100歳の利用者さんだけでなく、皆さん本当にいい笑顔を見せて下さり、こちらも嬉しくてたまりませんでした。
来月は、毎年恒例の味噌作りです。昔を思い出しながら、皆で美味しい味噌を作りたいと思います。
「昔を懐かしむ」(回想)ことをすることで、脳が活性化されたり、認知症の進行に効果があると言われています。これからもいろんなイベントを考えていきます。