ユマニチュードとは、その人の「人間らしさ」を尊重し続ける状況
ユマニチュードの理念は絆です。
ケアをするとき、援助者と利用者の中心にあるのは絆です。
私がいてあなたがいる。
そして、あなたがいて私がいる。
お互いが尊重し合うことで「絆」を作ることができます。
ユマニチュードの4つの柱
「見る」、「話す」、「触れる」、「話す」
「見る」
必ず利用者さんの目を見る。(円背であれば、下からのぞく)
食事介助では、利用者さんにぐっと近づく。食べ物は利用者さんが見えるようにスプーンなどの高さを目線に合わせる。
「あなたはここに存在します」というメッセージになります。
「話す」
自分の行っているケアを言葉にして伝える。
反応のない利用者さんにも、声をかける。
「あなたはここにいますよ」というメッセージとなる。
「触れる」
ポジティブな姿勢で触れる。
指を開いて手のひら全体で触れる
安心感が生まれます。
「立つ」
立つことの意味:こどものころ、立つことができた時周りの人たちに褒められたという、ポジティブで誇りに満ちた感情記憶があります。立つことによって「あなたも私も、同じ人間であるという意識が生まれます。
まとめ
目を合わせて、利用者さんに触れながら、話をする。そして「立つこと」を取り入れる。
それは
「私はあなたのことを知りたい」「私はあなたのことを大切に思っている」というメッセージを伝えることで、安心感を与えることができると感じています。
そして「立つ」という行為が、尊厳の保持に繋がるのではないでしょうか。
ご自身の事業所でも、「目をあわせて話す」という基本を今一度見直して、実践してみてはいかがでしょうか?
ユマニチュード
改めて、人と関わる上で大切な部分を学びますね!
特に
目を合わす=存在承認
恐らく
話す、触れる、立つ
これらは
目を合わすことで成り立っているんですね💡
そう考えると
福祉のコミュニケーションスキルって
人生で関わる全ての人に活用できますよね!
深い👍
コメントありがとうございます。福祉の法律で、「尊厳の保持」とよく目にしますが、その実践方法を表しているかのように思います。そして、おっしゃる通り、福祉のコミュニケーションスキルに留まらない技法だと思います。