イライラしていまい、子どもに当たってしまう。そして、自己嫌悪に陥ってしまう。
そんな経験をしたことがある方、沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
そのような悩みを抱えている方にお勧めの本です。
昔から、手紙の最後に「ご自愛ください」と書く、慣例があったかと思います。相手に、「自分を大切にしてくださいね。」というメッセージだったかと思います。
その「ご自愛」。改めて意識することが大切ではないでしょうか。
イライラしてしまった時に、自分を責めず「イライラしているんだねー。いいんだよー。イライラしても」と自分に話しかける。
そして、「どんな自分もOKだよ」と自分を認める。
ネガティブな感情を、無理にポジティブにする訳ではありません。「気づき」を大切にして、客観的に自分をみる。そして、「そんな自分もOK」と自分に投げかける。
どんな自分も否定しない。それが「ご自愛」ではないかと思いました。
そして、人間関係に悩んでいる方が多いと思います。人間関係を円滑にするためのメソッドについても詳しく書かれています。
キーワードは、「勇気づけ」と「心の器」。
「勇気づけ」は褒めることとは違います。あたりまえのことに目を向けて、フィードバックしていく。そして、気づきを得てもらう。それによって相手が自己成長していく。
関係性は縦ではなく「横の関係」です。それは例え、相手が子どもであっても、同じことです。指示するのではなく提案して、寄り添って一緒に考えていくのです。
「心の器」についてです。
自分の「心の器」に「勇気のしずく」がなければ、誰かを「勇気づけ」することは難しいと思います。そして、器にヒビが入っていたり穴が開いていても、「勇気のしずく」をためることはできません。
だからこそ、「ご自愛」が大切になってくるのだと思います。
「勇気づけ」についての詳細、どんな「心の器」が必要なのか、自分を大切にする「ご自愛」について詳しく書かれています。
タイトルに「お疲れママの」とありますが、だれが読んでも「ご自愛」について学ぶことができます。
私は「ゼロ百思考」の人間で(最近和らいできましたが)、改めて自分を大切にする必要性、大切さを学ばせて頂きました。
非常に読みやすい本で、わかりやすく、活字が苦手な方にもおススメです!
以下より購入できます。