「自分らしさ」が、心の苦しみを救う。

投稿者: | 2025年6月28日

私は今まで、
「認知症ケア専門型ケアマネジャー」として活動してきました。
認知症の方が、
「自分らしく生きることができる社会を創っていきたい」
という想いがあったからです。

具体的な活動は、ブログやSNSでの情報発信。オンライン認知症セミナーの開催、オンライン個別相談(ご家族様向け)、認知症の歌を作詞作曲しYouTubeで配信(安曇野ストリートフェスティバルOkunaiでLiveもし、その場で認知症の歌をお客様と作り上げる挑戦)、オレンジフェスタ(認知症の啓発イベント)などです。

これからも、認知症の方が自分らしく生きることができる社会を創っていきたいと思っています。

しかし、メンタル疾患、ガンを経験し、経済的困窮に陥り、社会保障制度からもこぼれ、心身ともに極限状態になった時に、自分とひたすら向き合いました。

辿り着いた答えは、
「あくまでも人と人との営みとして、心に苦しみを抱えている方の力になりたい」
という想いが、潜在的にあったということです。

そして、それが顕在化した時、
わたしのこれからのビジョンとなりました。

私は、17歳にメンタル疾患になりました。
それからずっと、「こころ」というものと向き合ってきました。
とても苦しい毎日でした。

それが、寛解してきた大きな要因は、
「自分が人生をかけてやりたいことをみつけた」
ということです。

それを行動に移した時に、
「自分らしく生きている」
という実感となりました。

そしてそれは、
自己肯定感を確実に高めるものでした。

去年(令和6年6月)胃がんになりました。
それをきっかけに、
「自分らしく生きる」思いは強くなり、
「自分の人生を生きる」と決意しました。

自分がやりたいことがわからない。
自分らしさってなんだろう。
やりたいことはあるけど、なかなか行動に移せない。
自分の人生を生きているだろうかと疑問に思う。

そう思われる方が多いように感じます。

でも、それはあなたのせいでも、責任でもないです。

今の社会の構造に問題があると思うのです。

「働くことや、生産性に価値がある」
という構図だと思います。

憲法の「生存権」には、
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
と明記されています。

そのセーフティネットとして、生活保護法があると思います。

所得の保障は大切です。当然、お金がなければ生きていけません。

しかし、一番保障されなければいけないのは、
「自分らしくいきることができる」
ということです。

働くことや、生産性に価値があるとされる社会で、
何のためらいもなく、
自分のやりたいことに挑戦しようという行動に移すことは、難しいと思います。

だからこそ、私は、
「みなさんが自分らしくいきることができる」ための力になりたいと思ったのです。

それが、心の苦しみを軽くするからです。

自分らしく生きるために、生活の基盤を保障されていることも必要です。
その側面からも、みなさんの力になれるために、今年(令和7年8月)の社会保険労務士国家試験に臨み、合格します。

「自分らしさが、心を救う」

そんな想いを込めて、
「自分らしさ専門相談員」
という肩書をもつことにしました。

認知症の方も、メンタル疾患を持っていても、ガンを患っても、
自分らしさを持って生きていく。

そんな「こころ日和」が訪れるために活動していきます。

改めて、
「自分らしさ専門相談員~西澤優佑(サブ)」
をよろしくお願い致します!

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🎶認知症の歌「頼り合い」
https://www.youtube.com/watch?v=KDCWRUhajKQ

みなさんに「心の平穏」が届きますように😊