夜になると考え事が止まらず、
不安や落ち込みが強くなるという経験をされた方は、多いのではないでしょうか。
病気の悪化ではないかと不安になる方もいらっしゃいます。
・責任を伴う仕事をされている方
・家事や育児で疲れている方
・学校で一日中、気を張っていた方
・休職しているけれど、逆に不安が増して、心のしんどさを抱えている方
どんな立場であっても、
夜は心が素の状態に戻る時間です。
これは、
意志が弱いからでも、
メンタルが悪化したからでもありません。
その原因と対策についてお伝えします。
① 脳のエネルギーが落ちるから
日中は、
- 判断する
- 気を遣う
- 情報処理する
- 我慢する
これをずっとやっています。
夜になると、
前頭前野(理性やコントロールを司る部分)が疲労します。
するとどうなるか。
✔ 不安を抑える力が弱くなる
✔ ネガティブ思考を止めにくくなる
✔ 感情がそのまま出やすくなる
つまり、
理性のブレーキが弱まる時間帯なんです。
② セロトニンが減るから
日中、光を浴びて活動している間は
セロトニン(安定の神経伝達物質)が分泌されています。
夜になると自然に減ります。
セロトニンが減ると、
- 不安が増える
- 反すう思考(同じ考え、不安な出来事と感情が繰り返される)が強くなる
- 自己否定が出やすい
これは生理現象です。
③ 外界の刺激が減るから
昼は忙しい方が多いと思います。
夜になり、静かになると、
外に向いていた意識が内側に向きます。
すると、
- 未処理の感情
- 将来への不安
- 過去の後悔
が浮き上がります。
これは「弱さ」ではなく、
未整理の感情が浮上する時間なんです。
④ 血糖の影響
夜は
- 夕食後の血糖変動
- 低血糖症状に似た状態
- 自律神経の揺れ
が起きやすいです。
血糖が不安定になると、
✔ 不安
✔ イライラ
✔ 絶望感
が強く出ます。
これは思考の問題ではなく、
身体由来の情動です。
⑤ 孤立感が強まる時間帯
夜は社会との接点が薄くなります。
人は本能的に
「孤立=危険」と感じます。
だから、
夜に不安が出るのは、生存本能でもある
とも言えます。
特に一人暮らしの方や、
精神的な不調を抱える方は、
夜間の孤独感がつらさを増幅させます。
では、どう捉えればいいか
大事なのはこれです。
夜に出る思考は、「真実ではない可能性が高い」。
夜の脳は、
疲労・ホルモン・血糖・孤立感の影響下にあります。
だから、
「これは夜脳の思考だな」
と一歩引けると、
飲み込まれにくくなります。
こうやって、自分の状況や感情を俯瞰してみることを
メタ認知といいます。
もし今夜、ネガティブが強くなったら、
✔ 今は夜だから
✔ 今は脳が疲れているだけ
✔ 明日の朝、もう一度考えよう
これだけでいいです。
夜は「決断しない」時間にする。
ちなみに、
朝はなぜ回復するか。
- コルチゾール上昇(活動ホルモン)
- 光によるセロトニン活性
- 血糖安定
だからです。
夜に揺れるのは、
壊れているからではない。
むしろ、
ちゃんと一日を生きた証です。
それでも、
この不安な夜を、独りで抱えて過ごす時間は、
とても苦しいと思います。
私自身、特にメンタル疾患で悩んでいた時は、
頭でわかっていてもその通りにはならない。
そして、こういう時こそ睡眠が大切だとわかっていながら、
寝ることを拒否したくなる。
SNSのショート動画をなんとなく見続ける。
そして、自己嫌悪に陥るという夜が続く日々もありました。
この心のしんどさを、
一人で抱えずに、一日を少しでも安心で終えるために、
こころ日和があります。
こころ日和のオンラインカウンセリングでは、
日中に時間が取れない方でも利用できるようにしています。
「対話」により、気持ちを言葉にすることが大切です。
不安を一人で抱え込まず、
誰かに話すことで心は少しずつ落ち着いていきます。
そうはいっても、
「誰かに話す」という一歩も、
エネルギーが必要だと思います。
こころ日和という、
あなたを否定しない、
無理に前向きにならなくていい、
ありのままの自分で居られる場所として、
こころの片隅で覚えておいていただけたら、
嬉しいです。
あなたのタイミングで、
こころの引き出しから出してみてください。
わたしは、いつでもここに居ます。
こんな方におすすめです
・夜になると急に不安が強くなる方
・SNSを見続けて自己嫌悪に陥る方
・人前でしっかりしようと頑張って、夜に崩れてしまう方
・日中は平気なのに夜だけ崩れる方
もし今夜が少しつらいなら、
まずは詳細ページを読んでみてください。
