ちょっと遅めの運動会を開催しました。
選手宣誓を利用者さんにお願いすると恥ずかしながらも一所懸命に宣誓してくださいました。
応援合戦や競技中、普段見せないようないい表情をしていました。
最後、閉会の挨拶も利用者さんにお願いすると慣れた様子で運動会を締めくくってくださいました。
選手宣誓や閉会の挨拶など役割を持って頂くことで、「認めらたい」という欲求を満たすことができるのではないかと思います。
また、援助者が何かしてあげるのではなく、利用者さんが人のために貢献する方が満たされるといいます。
今回の運動会では、普段見せないようないい表情をみて、援助者も嬉しい気持ちになりました。
介護という仕事は、大きく言えば福祉という仕事は、援助者の一方通行ではなく、利用者さんと援助者の双方の営みであるのではないかと思います。
「共にあること」。それを大切に、利用者さんとの時間を過ごしていきたいと思っています。