訪問すると体調が悪く、急遽宿泊して頂いた利用者さんがいらっしゃいます。
泊りに来ていただく前に、ストーブ等の消し忘れないか家の中に上がらせていただくと部屋の中がとても寒くストーブもついていませんでした。
施設にくるとすぐに体調も良くなりました。
しかし、今後の支援を早急に考えなければいけないということで、とりあえずは午前、午後と訪問して室温の確認や灯油が入っているか等確認することにしました。
家の中に入らせていただくと、もう食べれないようなもの等沢山あり、その辺の支援も必要と思い、台所の片付けも一緒に行うようにしました。
利用者さんはお弁当をとっていますが、手つかずのものがこたつの中に入っているのを発見し、毎日のようにその報告が上がってきました。
いつのお弁当か不明な時もあり、お弁当屋さんにメニュー表をいただき、その日のお弁当か確認して紙に「今日の夕飯」と貼り付けて対応しています。
今後食事支援等考えていかなければ・・・と思いましたが・・・
困った困ったと騒いでいるのは支援者だけではないか?と気づきました。
利用者さんは、お腹を壊したこともなく、栄養状態も問題なく、ご飯を炊くこともできます。
お手本のような生活をする必要はないと思うのです。その人にはその人の生活スタイルがあります。
必要最低限の介入にした方がいいのではないかと思いました。
ただ、認知症を持っている方で、判断能力、理解力の低下はあるのでどこまでの支援をするか、よく考える必要もあると思います。QOL(生活の質)も念頭に置きながら支援方法を検討していきたいと思っています。