認知症の方とのコミュニケーションに、難しさを感じている方は多いのではないでしょうか。
【結論】
一人の人として、関わって頂ければいいのかと思います。
以外にも、「一人の人として」ということを忘れがちではないでしょうか?
無理に専門性を活かしてというより、人としての温かさを持って、接することの方が大切です。
それが、認知症の方への安心感に繋がると思います。
どこで生まれたのか
どんな仕事をしてきたのか
結婚はお見合いだったのか恋愛結婚だったのか
趣味はあるのか
好きな歌手はいるのか
このような、普通の会話でいいのです。しかし、この普通の会話がケアのヒントになったりするので、とても大切です。
例えば
「結婚してからは、専業主婦でした。毎日家事をして、夫をずっと支えてきました」
というお話を、してくださった方がいるとします。
そうであれば、食事作り、掃除や洗濯など、一緒に行うことで、生き生きとされます。
若い頃の話をすることだけでも、生き生きと語ってくださいます。
難しいことは考えず、あえて言うなら
目線を合わせる
敬語を使う(敬意をもって接する)
否定しない
これを意識するだけでも、安心感は生まれると思います。
コミュニケーションの時間を、省きがちになってしまうこともあるのではないでしょうか?
確かに業務は大変ですが、コミュニケーションも大切な仕事です。
認知症の方は、不安や何かしらの違和感を感じながら生活していると思います。
だからこそ、安心感を感じていただけるような関りと環境を整える必要があると思います。