血管性認知症とは~症状、診断、失語について

投稿者: | 2023年7月5日

症状

・記憶障害等の知的機能低下

・計算力の障害が大きい

判断力、理解力は保たれる

人格変化は少ない

情動失禁:些細なことでも涙がでてしまうなど

・進行は、原因疾患の脳血管障害と並行する。

失敗を責められる👉うつ状態、自発性の低下

遂行機能障害(物事を順序だてて行う機能の障害)はみられない

診断

CTスキャン MRI MRA

これらで、脳梗塞巣や脳出血巣の病変を調べる。

ハチンスキー虚血スコア

アルツハイマー型認知症との区別のために行われる。

あらかじめ点数化された項目に該当するかどうかや、状態のチェックによって鑑別する。

治療は、原因疾患に準ずる

失語について

左脳の障害→

ブローカ失語(運動性失語):言葉は理解できるが話すとたどたどしくなったり、音が歪む。

ウェルニッケ失語:言葉の理解ができず、言葉を流ちょうに話すが意味は不明

全失語:理解、発語、無意味な一語→全ての言語知能が障害された状態。

簡単に説明しましたが、わからないことあれば力の限り説明させていただきます。コメントお待ちしております。

血管性認知症とは~症状、診断、失語について」への4件のフィードバック

  1. 鷺谷公平

    アルツハイマーと脳血管性認知症を区別する
    ハチンスキー虚血スコアは
    聞き馴染みがなかったので調べちゃいました✨

    診断判別としてはよく使われるんですね!

    そういった診断+
    変遷していく発露された症状を
    しっかりと検討された対応と
    観察が必要になっていきますね💡

    新しい学びのきっかけ
    ありがとうございます!

    返信
    1. サブ 投稿作成者

      認知症といえど様々なものがあり、一括りに物忘れとは言えないと感じています。しっかりとした判断判別が必要だと思います。そして、それに即したケアを検討する必要があると思います。

      返信
  2. 通りすがり

    一個前の投稿にコメントしてしまいましたが、アミロイドβが血管に溜まるので超音波を当てることで認知症の改善を期待する治療法、実効がかるならいつ頃に実用化されると見込みますか?

    返信
    1. サブ 投稿作成者

      コメントありがとうございます。まず、超音波での治療というものの知識がありません。なのでいつ頃に実用化されるかはわかりませんが、これをきっかけにいろいろと調べてみようと思います。

      返信

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