3年に1回のペースで改正される介護保険。
2024年度での改正で、利用者自己負担を、今までの原則1割を、2割にする案がありました。
しかし、「高齢者の生活が苦しく」なったり、「サービスの利用を控える可能性がある」、ということから見送りになりました。
その他、見送りになったのは、ケアプラン作成有料化です。有料化することで、ケアマネジャー中立性が損なわれる可能性があるなど、といった理由で見送りになりました。
新しいサービスとして、通所介護(デイサービス)の機能として訪問介護(ヘルパー)もできるようにするという案もあります。
また、人員基準は、現在3対1ですが、それを4対1にという案も出ているようです。
特別養護老人ホームも、現在は原則要介護3以上の方が、入所できますが、それを、要介護1に引き下げることも、検討されています。待機者の減少や、経営難の施設が出てきていることを、考えてのことだそうです。