利用者様のお部屋から「手が苦しい」との訴え
どうゆうこと?と少し驚き訪室
「手が痛いんですか?」と聞くと
そうではないらしい。「手が変、苦しい」とのこと
とりあえずハンドマッサージをしてみると
「少しよくなった」とおっしゃり、退室
すると、「もう少しやって」とお部屋から聞こえてきたので再度マッサージ
このやりとりを3往復位したら、利用者様落ち着かれたようで、ベッドでよく休まれていました。
不安や寂しさが「手が苦しい」という表現になった・・・のか?
パーソンセンタードケアでいうくつろぎ・・なのか
断言はできませんが、そんな推測の繰り返しです。それが面白い。面白いというと語弊があるか・・。
「手が苦しい」って表現は、何となく分かります。私は深夜になると手だけが異常に浮腫んでむず痒いような痛いような状態になりますが、自分で揉むと余計に痛痒くなって非常にもどかしく、この状態を苦しいと表現すると何となくしっくり来て言い得て妙な気がしました。さっさと寝て起きると改善するので精神的な要因も大きいと考えていますが、誰かに優しくさすってもらいたい(そして気持ちよく眠りにつきたい)と思うことはありますね。
コメントありがとうございます。実際に「手の苦しさ」を体験なさっているのですね。
今回の事例では、ハンドマッサージで精神的安定を図れていたのかもしれませんね。スキンシップは大切ですね。