「ACP入門 人生会議の始め方ガイド」という本を読みました。
ACPとは、アドバンスケアプランニングの略です。判断能力が亡くなる前、また自分で今後のことを話すことが出来なくなる前に、どんなケアを望むのかということを事前に話し合って決めていこうというものです(気持ちは揺れるものなので一度の話し合いでは決めなければいけない訳ではありません)。
わたしは勉強不足でACPとは上記のようなものと漠然と思っていました。
この本を読んで驚いたことがあります。関わるご本人が普段の会話などでこぼした発言「こんな年まで生きると思わなかった。もういいかな」など、そういった「「想いのかけら(ピース)」を日常的に集めること」が大切であるということです。話し合いですべて決める訳ではないということです。
そのピースを組み合わせていって、ご本人の価値観や気がかりなこと、大切にしてきたことなどと合わせてケアを考える必要があるのだなと思いました。
もちろん話し合いの場は設けますが、日々のかかわりをもっと大切に、ポロっとこぼした言葉も大切にしていきたいと、この本を読んで思いました。
非常に読みやすく、実践的な内容も書かれているのでお勧めです。
「ACP入門 人生会議の始め方ガイド」、よさそうな本ですね。ただ、私はいずれはゴミになってしまうし、完全にはリサイクルできなに紙の本は基本的にもう読まないので、電子書籍を探したらAmazonにKindle版がありました。
コメントありがとうございます。電子書籍を好む方もいらっしゃいますよね。