人の習性として、集団に属したいという欲求があります。「一人でいれば危ない」、だから「群れる」。そんな習性があります。
利用者様で「自分は一人が好き」という方がいらっしゃいます。週1回通いで来てくださることもありますが、基本的には通いはお断りされます。
私は、通いができればよい訳でもないし、一人の時間を楽しみたいのであれば、通いを無理強いする必要はないと思っていました。
しかし、人間の本来の習性である「集団に属する」ということから、「一人でいる方がいい」という考えになった。そのことを、ナラティヴ（物語）アプローチをする。そのことによって、なぜ、集団を好まないかを明らかにして、今後の支援に、繋げる必要があるのではないかと思います。
「この世に生まれ、集団に属してきたけれども、自分は一人でいることを選んだ」それを、物語として、ご本人に語って頂けるような支援を、試みてみようと思います。
ナラティブアプローチに関して知識が乏しいので、勉強して、また情報発信しようと思います。