“あれがしたい”を叶える介護—利用者さんの意欲を支える方法

投稿者: | 2024年5月13日

転倒による身体の痛みで、意欲低下著しく、食事もままならない方。

最近、少しずつ痛みもやわらぎ、食事も摂れるようになってきました。

そして、夜勤中。排泄のお手伝いが終わった時(なぜこのタイミングで⁉)

「〇〇にドライブに行きたい。あそこできれいな景色をみて、花も見たいね~」

とまんべんの笑みでおっしゃってくださいました!

ここまで意欲が出てきたこと、そして、久々に素敵な笑顔を見ることができたことが、とーーっても嬉しく、

「○○へ行きましょう」と即答!

業務日誌、介護記録、申し送りノート、連絡ノート、ホワイトボード、管理者の机の上に置手紙、

あらゆるものに記録!来週日曜日!ハイエースを借りてドライブを計画!即決定されました!

利用者さんの「あれがしたい」「これがしたい」という、意欲を大切にすることで、利用者さんは、とても活き活きとされます。

「楽しみを持って生活をする」というのは、高齢になってくると難しくなったり、ご本人が諦めてしまったりします。

「意欲を引き出す!そして、諦めていたことを可能にする!」

それが介護というものであり、介護する醍醐味だと思います。

入浴、排せつ、食事…の介助も介護の仕事ですが、もっと大切なことがあります。

「思い描いていた未来と現実とのギャップを埋める」

そのためには、創造力と想像力が必要!

だから介護はクリエイティブな仕事だと思うのです!

スタッフは、アイディアを出し合って利用者さんの「あれがしたい」を叶えていきましょう!

また、隠れてしまっている「あれがしたい」を、探し、引き出して、活き活きと生活を送れる支援をしましょう!

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