“良性の声”が増えれば心が救われる。あなたにもできること

統合失調症の方の幻聴は、ローカルカルチャー(地域に根付いた独自の文化)の影響を受けるという※論文があります。 競争社会という文化をもった地域では、否定的な内容の幻聴が多く、共同性のある地域では、肯定的な内容の幻聴が多い。… 続きを読む »

認知症の人と心をつなぐ話の聞き方

認知症をもつ方とお話しているときに、事実ではないと思うような内容の時があります。その時、その方は「ウソ」をついているのでしょうか? それとも、ただ妄想の内容を話しているのでしょうか? 私はそうではないと思います。たとえ事… 続きを読む »

本質を見抜く力が人生を左右する!「読解力」を鍛える必読書

文章の専門家である山口拓朗さんの新刊『読解力は最強の知性である』(SBクリエイティブ)を拝読しました。 この著書は、読解力を身につけることによって得られるベネフィットが書かれています。たとえば、・物事の本質を瞬時に捉える… 続きを読む »

「その常識、手放しませんか?」認知症ケアに活かす“アンラーン”の力

日本の哲学者である、鶴見俊輔さんの「アンラーン(unlearn)」という考え方をご存知でしょうか。 「アンラーン」とは、これまでの知識や価値観を意識的に手放し、新しい視点で物事を捉え直すことをいいます。教育や社会の中で形… 続きを読む »

執着を手放し、”認めて任せる”生き方へシフトする方法

ソーシャルワーカーであり、北海道医療大学の名誉教授である、向谷地生良さんの本の一節に、「生きているなかで、こだわったり囚われたりする段階から、認めて任せるという次元に到達することがあります」という言葉があります。 この言… 続きを読む »

生きづらさの正体は「対話の欠如」かもしれない。オープンダイアローグが必要な理由

私は、大学時代(20年以上前)精神保健福祉を専攻していました。その時、「幻覚妄想の話は聞いてはいけない」「肯定も否定もせず受け流すように」と教えられてきました。 しかし今、そういった考え方が変わろうとしています。「病的で… 続きを読む »

認知症介護を終えたあなたへ。喪失感と向き合うためのヒント

ご家族の方から、認知症であった旦那さんの介護を15年間してきて、先日他界されたとお話してくださいました。 「旦那さんを失った喪失感」と「自分自身の喪失感」 この2つの喪失感があり、気持ちを切り替えるのが難しいとのことでし… 続きを読む »

「ケアする人・される人」ではなく、「ケア・シェアラー」になろう!

認知症になるとすべてのことを記憶できなくなるわけではありません。最後まで残る記憶。それは、「感情記憶」です。 認知症は、大脳皮質の機能が障害されて、記憶を保てなくなります。しかし、様々な記憶が一度にできなくなるわけではあ… 続きを読む »

なぜ人は立つのか?ユマニチュードが示す“歩くこと”の本当の意味

みなさん、ユマニチュードをご存知でしょうか。ユマニチュードとは、「見る・話す・触れる・立つ」の4つの要素を通じて、認知症の人との尊厳を守りながらコミュニケーションを深めるケア技法です。 4つの要素の一つである「立つ」。な… 続きを読む »

「もう限界…」認知症介護で燃え尽きる前に知ってほしいこと

パーソンセンタードケアをご存知でしょうか。パーソンセンタードケアとは、認知症の方も、その周囲の人も「その人らしさ」を尊重されるケアの考え方です。 この、パーソンセンタードケアは、トム・キットウッド(Tom Kitwood… 続きを読む »