「その常識、手放しませんか?」認知症ケアに活かす“アンラーン”の力
日本の哲学者である、鶴見俊輔さんの「アンラーン(unlearn)」という考え方をご存知でしょうか。 「アンラーン」とは、これまでの知識や価値観を意識的に手放し、新しい視点で物事を捉え直すことをいいます。教育や社会の中で形… 続きを読む »
日本の哲学者である、鶴見俊輔さんの「アンラーン(unlearn)」という考え方をご存知でしょうか。 「アンラーン」とは、これまでの知識や価値観を意識的に手放し、新しい視点で物事を捉え直すことをいいます。教育や社会の中で形… 続きを読む »
ソーシャルワーカーであり、北海道医療大学の名誉教授である、向谷地生良さんの本の一節に、「生きているなかで、こだわったり囚われたりする段階から、認めて任せるという次元に到達することがあります」という言葉があります。 この言… 続きを読む »
私は、大学時代(20年以上前)精神保健福祉を専攻していました。その時、「幻覚妄想の話は聞いてはいけない」「肯定も否定もせず受け流すように」と教えられてきました。 しかし今、そういった考え方が変わろうとしています。「病的で… 続きを読む »
認知症になるとすべてのことを記憶できなくなるわけではありません。最後まで残る記憶。それは、「感情記憶」です。 認知症は、大脳皮質の機能が障害されて、記憶を保てなくなります。しかし、様々な記憶が一度にできなくなるわけではあ… 続きを読む »
みなさん、ユマニチュードをご存知でしょうか。ユマニチュードとは、「見る・話す・触れる・立つ」の4つの要素を通じて、認知症の人との尊厳を守りながらコミュニケーションを深めるケア技法です。 4つの要素の一つである「立つ」。な… 続きを読む »
パーソンセンタードケアをご存知でしょうか。パーソンセンタードケアとは、認知症の方も、その周囲の人も「その人らしさ」を尊重されるケアの考え方です。 この、パーソンセンタードケアは、トム・キットウッド(Tom Kitwood… 続きを読む »
認知症介護は、「認知症を持つ方ご本人が主体」というように、語られることが多いように感じます。しかし、わたしはそうは思いません。認知症にかかわる人すべての人の、心の安寧(あんねい)がもたらせられなければならないと思っていま… 続きを読む »
認知症介護をしていると、「こうすべき」「こうあるべき」と思うことが多くなり、知らず知らずのうちにストレスを感じることがあります。そんなときに役立つ考え方が「相対化」です。 相対化とは、「これが唯一の正解」と思っていたもの… 続きを読む »
800年前、中世ヨーロッパのカトリック修道院で行われていたのは「奉仕」です。それが、ケアの「本質」でした。その名残が今もあると感じます。 日本では、「自分の人生を犠牲にしてでも仕事をして、誰かのために生きる」ということが… 続きを読む »
「認知症になったらどうしよう」と不安になっていませんか?今すでに、認知症介護で困っていませんか? 認知症介護は突然始まります。しかし、事前に認知症についての知識を得ていることで、介護が始まっても慌てることなく、冷静な判断… 続きを読む »