800年前、中世ヨーロッパのカトリック修道院で行われていたのは「奉仕」です。
それが、ケアの「本質」でした。その名残が今もあると感じます。
日本では、「自分の人生を犠牲にしてでも仕事をして、誰かのために生きる」ということが美徳とされていると思います。
心身ともに苦しい思いをしながらケアをすることで生まれるのは、「一方的な関係性」です。
「あなたのためにやってあげているんだから」という、一方通行のケアになってしまいます。
そうならないためにも、自分を大切にすることです。無理しないことです。
自分ファーストというと、自分勝手と捉えられてしまいそうで、中々できない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、人から何を言われようが、一番大切なの自分です。
「大切な人を3人思い浮かべてください」と言われたとき、その中に「自分」はちゃんと入っていますか?
あなたという存在は、絶対的に価値ある存在です。
私は、このブログを通じてしか伝えられませんが、
あなたに「かけがえのない価値ある存在」と自分に自信を持って欲しいです。
良い所がない人もいません。それも絶対です。私は、心の底から信じています。
もし自分の良い所が見つからなければ、苦しみの中で埋もれてしまっているだけだと思います。
私は、その苦しみを取り除きたい。その一心です。
認知症の方の心を救いたい。
でも、認知症の方だけでなく、すべての人の心の※安寧(あんねい)をもたらす人になりたい。
それは、認知症の方を救うことにもなると思います。
それぞれの生活が穏やかになると思います。
そのために、
わたしは『「心あつかう人」としての※ジェネラリスト』になります。
みなさんの心が穏やかになるための一助になる存在になります。
そして、ケアとは「奉仕」ではなく、「分かち合うもの」だと信じています。
それが、心穏やかに介護することに繋がると思います。
『「ケア・シェアラー(ケアを分かち合う人)」として、お互いの幸せにつながるケア』を広めていきたい。そうすることで、誰もが心穏やかに介護できる社会が生まれると思います。
※安寧(あんねい):心や生活が穏やかで、安心して落ち着いている状態のこと
※ジェネラリスト:幅広い知識と柔軟な対応力を持ち、多角的に支援できる人。
参考文献
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「でも、実際どうしたら心穏やかにケアできるのか?」
そんな疑問を持たれる方も多いと思います。
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認知症介護で悩んでいる方にとって、少しでも負担を減らし、自分自身を大切にしながら介護できるヒントをお届けできればと思います。
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開催日はまだ未定ですが、近日中に行います。
メッセージを下さった方には、個別に日時などご案内します。
よろしくお願いいたします。