こんなふうに感じていませんか。
・なぜか心が満たされない
・人と比べて、劣等感を抱いたり、自分には価値がないと落ち込んでしまう
・こんなに頑張っているのになんで苦しいんだろう
「何かが足りない」と感じながら、日々を過ごす。
その「何か」がわからないから、
余計に、心がしんどくなっているのではないでしょうか。
実はこの心のしんどさには、
ある共通した“考え方の癖”があります。
なぜ人は「満たされない」と感じてしまうのか
私たちは無意識のうちに、
「ないもの」に目を向けています。
もっとお金があれば。
もっと時間があれば。
もっと自分のことを理解してくれたら。
これらのように、
「足りないもの」を基準に、
自分や人生を評価してしまう。
それが悪い訳ではありません。
「ないから」
「苦手だから」
「できないから」
だからこそ求める。
それは、人間の自然な欲求です。
私も、
以前は人と接することに苦手意識を持っていました。
しかし、
苦手だからこそ「対人希求性(人との関係性を求めること)」が、
とても強かったのです。
ただ、このような不全感を自分自身で承認できないと、
頑張っても中々心が満たされません。
なぜなら、
「ないもの」を望んでも、
「ない」という事実は変わらないからです。
「ない」を「ある」にしようとすることは、
実は心のしんどさを生むこともあるのです。
それが、「なぜか満たされない」と感じる理由の一つです。
「人と比べて苦しい」本当の理由
人と比べてしまうときも、
同じ構造が働いています。
・あの人は、私よりできている
・自分にはまだ、努力・能力が足りない
このようなことをモチベーションにして、
成長しようとしているとも捉えられます。
成長しよう。
誰にも負けないように努力しよう。
それは、素晴らしいことです。
しかし、その前提には
👉 「今の自分は不十分」という自己否定
があるかもしれません。
これが、人と比べてしまう原因の一つでもあります。
自分を否定した状態で、
努力をしても、自分を信じることが難しいことがあります。
そして、
誰とも比較しない、
「安心」にたどり着くことも、
困難な道になってしまうのです。
苦しさから抜け出す方法は「ある」に目を向けること
では、どうすればよいのでしょうか。
それが
👉 「あるものに目を向ける」という選択
です。
すでにあるもの。
すでにここにある関係性。
すでに持っている感情や経験。
そういったことに、まず気づくこと。
そして、
受け取り、
認めて、
感謝をする。
これは、
「ない」ものを諦める、妥協ではありません。
むしろ、
明日を、
これからを見つめていくことです。
だから、この解釈とプロセスは、
👉 現実とつながり直す選択と行動です。
「在る」という感覚が人生を変える
私が大切にしているのは、
👉 「ある」ではなく「在る」という感覚
です。
価値があるから認めるのではなく、
役に立つから受け取るのでもない。
ただ、そこに存在している。
それをそのまま認める。
その先には、
ありのままの自分に許可をだすことができる。
そして、
誰もが、ありのままで素晴らしいのだという想いが、
自分を満たしていきます。
「在る自分」を認めると、人は動けるようになる
ありのままで素晴らしいという考え方では、
「成長できないのでは?」
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも実際は逆だと、私は考えています。
👉 在る自分を認められる人ほど
👉 自分の意思で選択し、進めるようになる
自己否定からの努力ではなく、
自己決定としての行動に変わるからです。
さらに、
その行動が、自己実現につながっていくのです。
対話とセルフバリデーションの本質
「対話」とは、
正しさをぶつけ合うものではありません。
お互いが否定することのない安心感の中で、
「人と人」として、
そのまま、ありのままの存在を認め合うこと。
そして「セルフバリデーション」とは、
👉 自分の感情を否定せず認めること
つらいも、苦しいも、
間違いではありません。
弱さでもありません。
そのしんどささえ、自分らしさなのです。
「創痍(そうい:心の傷)」と共に生きるということ
人は誰もが、
何かしらの創痍を抱えています。
傷ついた経験。
言葉にできない痛み。
それらの感情を否定するのではなく、
「在るもの」として、感じ切る。
それが、
自分とつながり直す第一歩です。
まとめ
「なぜか満たされない」
その心のしんどさの正体は、
👉 「ないもの」を追い続ける構造にあります。
しかし、安心して欲しいのは、
その心のしんどさには、ちゃんと出口があります。
それが、
👉 「在るもの」に戻ること
です。
もし今、
「何かが足りない」と感じて苦しいときは、
一人で抱えなくても大丈夫です。
抱えているものを、
誰かと共有しようとすることにも、
エネルギーが必要かもしれません。
そんな簡単に「一人で抱えなくても大丈夫」と言われても…。
そんな風に思われる方もいらっしゃるかと思います。
こころ日和では、
「対話」を大切にしたカウンセリングを行っています。
抱えたものを、
うまく話さなくてもいい。
途中で、話が詰まってもいい。
沈黙があってもいい。
無理に前向きになる必要もない。
ありのままのあなたで、大丈夫です。
そんな場所があるということを、
心のどこかにしまっておいてください。
そして、
必要な時に、取り出してみてください。
私はここに居ます。
ここに在り続けます。
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