いままで、「ケアをするには、まず自分を満たすこと」と周りに伝えていました。
しかし、そう伝えている自分自身が満たされていないことに気付きました。
「あなたが励ましたい人は誰ですか？3人あげてください。」
と質問されたら、みなさんは誰を想像するでしょうか？
その中に「自分」は入っていましたか？
私は入っていませんでした。
決して悪いことではありません。
「自分を大切にする」ということを、学校では教えてくれません。
逆に自分を大切にすること、自分ファーストであることは、自己中心的と間違って捉えられてきたように、わたしは思います。
自分を大切にするための第一歩として、「承認」があげられます。
・存在
・行動
・結果
この３つを認めることです。
これを大切な方にしてみてください。
方法は
「ありがとう」と伝えることです。
ありがとうは、有難し＝有ることが難しい👉だから感謝が生まれる。
ありがとうの反対は、「あたりまえ」です。
自分の当たり前と、相手の当たり前は違います。
自分が当たり前のように感じていることにも、感謝の気持ちを伝えましょう。
「ありがとう」と伝えていくことは、相手も自分も心を満たしていきます。
次に大切なことは、「受け容れる（受容）」ことです。
人は、ネガティブな一面に目がいきがちです。
しかし、人をよく知り、よく見ればポジティブな面、できる面、強みが沢山見えてきます。
私は精神障害を持っていますが、「自分をよく知り、よく見る」ことで、障害は見えないものにさえなります。障害を持っていても、不幸ではありません。かわいそうでもありません。
かけがえのない「ひとりの人」です。
自分を受け容れるというのは、とても大変なことです。
承認して受容する。でも、また承認に戻って、受容する。この繰り返しです。
その自分は決して悪い訳ではありません。
ですが、自分を受け容れるのは、自分でしかできません。
しかし、周りのポジティブなフィードバックを受けたり、自分の強みに気付いていくことが、その助けになることを今回のセミナーで経験しました。
自分を満たしていくために、もう一つ大切なことは、夢やビジョンを持つことです。
そして、それは必ず叶います。私は信じています。
まずは、言語化すること。そして、周りに宣言すること。
そうすると、そのために必要なものが、人が集まってきます。
夢を叶える途中、くじけそうになるかもしれません。
そんなときのために、自分を励ます一言を用意します。
私は、
「あなたの努力を見ている人が必ずいる」
という言葉です。
夢が叶った先の夢。
私の頭の中には、
「妻と何気ない暮らしを送っている」
映像が浮かびました。
私の心の底で願っていたものがそれだったのだと、気づかされました。
私は、心に寄り添うジェネラリスト。
そして、
私は、妻の応援団長。
そんな人になります。
心の底からそう思えるのは、このセミナーに参加して、
心満たされたからだと思います。
認知症の人が元気になる 介護が楽になる ペップトーク~魔法の言葉かけ~ | 一般財団法人日本ペップトーク普及協会, おやのめぐみ |本 | 通販 | Amazon