ご縁があり、介護施設の見学をさせていただきました。
介護保険のグループホーム(認知症の方がご利用されています)で、
利用されている方々とお話する機会がありました。
そこで、改めて感じたことがあります。
それは、
私にとって、認知症ケアは、
仕事である前に、そして認知症の有無は関係なく、
「人と人との営みである」
ということです。
現場には、慌ただしさがなく、
穏やかな時間が流れていました。
スタッフの方も、利用されている方も、
時間に追われていない。
ただ、そこにいる人と人との時間が、そこにある。
私は、その空間の中で、
その場にいる方々との対話を楽しんでいました。
私は、
認知症の方と関わるとき、
「支える」という感覚はありません。
そもそも、「認知症の人」と思っていません。
「一緒に存在している一人の人」
という感覚でそこに居るのです。
私はこれまで、
認知症ケアの現場、相談支援、制度支援、
そして現在は、カウンセリングやセルフバリデーションという形で、
「自分らしく、自分の選択で、自分の人生を生きること」に関わってきました。
一見、分野は違って見えるかもしれません。
しかし、根底は同じです。
・否定しない
・コントロールしない
・人も創痍(心の傷)も、ありのままの存在を認める
・役割を持つことが生きるという軸
これは、認知症ケアにも、
カウンセリングにも、
共通しているものです。
現在、私は事業として、
カウンセリングや相談支援を行っています。
企業研修、顧問契約、福利厚生サービスなども、
タイミングやご縁によって動いていくものです。
だからこそ、
「確かな専門性を磨き続けること」
が大切です。
この分野で卓越する必要があります。
認知症ケアで卓越することは、
対話の質を高めることにつながります。
そしてそれは、
セルフバリデーションや、
人が自分を肯定して生きる力にも、
必ずつながっていきます。
私はこれからも、
認知症ケア
対話
セルフバリデーション
相談支援
これらを、分けて考えるのではなく、
一本の軸として、深めていきたいと思っています。
そして今日、もう一つ、
特別な日でもあります。
本日(令和8年2月3日)、
寄稿させていただいた「達人ケアマネ」が刊行されました。
現場、制度、そしてあくまでも「一人の人」としてのかかわり。
そのすべてを大切にしながら、
これからも、
一人ひとりが「その人らしく」生きられる社会に。
「自分らしく、自分の人生を生きることを保障する社会を創る」というビジョンは、
変わることなく、そのためにこれからも活動していきます。
今日紡がれた、人と人との営みが、
本当に幸せに思う大切な時間でした。
もし、
・認知症ケアに関する相談
・職場の対話や人間関係の悩み
・「自分らしさ」についての悩み
があれば、
いつでもご相談ください。
これからも、
専門性は持ちながらも、
その鎧は脱いで、
あくまでも「一人の人」として、
誠実にかかわらせていただきたいと思っています。
創痍と共に歩む人より。
