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人はなぜ人を求めるのか ―創痍と共に歩み続けるということ―

人はなぜ人を求めるのでしょうか。

私は長年、認知症ケアや精神保健福祉の現場、そして自らの病や喪失の経験を通して、「創痍(そうい)」という言葉を大切にしてきました。

創痍とは、単なる心の傷ではありません。

傷つき、物語を失い、それでもなお残り続ける「生きたい」「つながりたい」という願い。

私は、それを「ゾーエの混沌」として捉えています。

人はなぜ人を求めるのか。

創痍と共に歩み続けるということについて、私なりの考えを書きました。

すべては一人のために、その一人のために、すべてがある―All for one, for all one.―

無理に、
相手を受け容れなくていい。

「一緒」じゃなくていい。

人は、
それぞれ違う「絶対的個」。

それでも、
人と人との営みは存在している。

All for one, for all one.